お子さんがいるご家庭では、自分の住んでいる地域やこれから引っ越しする地域が子育てするのに適した環境であるか気になりますよね。
子供がのびのび成長するために、暮らしていく環境も大切なのです。
そこで、ここでは全国の子育てしやすい街をご紹介します。お子さんを持つパパさん・ママさんはぜひ参考にしてくださいね。
それでは、さっそく教育に最適な街を厳選してご紹介します。
大分県の豊後高田市は、全国住みたい田舎ランキングで上位を獲得したことがある今注目の街です。
この街では、なんと2人目以降3歳未満の子供の保育料が無料となります。
3歳になるまでの保育料は高いので、この政策はお子さんを持つご家庭にとってかなり嬉しい制度ですよね。
また、ベビー用品が200円から800円程度で市から格安レンタルができます。
さらに、園児から中学生までを対象に、学びの21世紀塾という無料の学習塾もあります。
ここでは、学生や定年を迎えた教師などがボランティアで勉強を教えてくれます。
ほかにも、出産のお祝い金があったり、おおいた子育てほっとクーポンという託児やインフルエンザの予防接種など子育て支援に使えるクーポンの配布があったり、まさに子育てや教育に最適な街と言えるでしょう。
山梨県の早川町は、日本で一番人口が少ない町と言われています。
その分、子供へのサポートが手厚いのが魅力です。
山梨県早川町では、出生から中学校卒業まで医療費の補助があり、さらに中学校卒業時には頑張る若人応援金として10万円から20万円までの交付があるのです。
愛知県の長久手市は、子育て世代の満足度が高く、市民の平均年齢が38歳と全国で一番若い地域です。市内には遊具のある公園の数が約27カ所、さらに子育て支援センターなども充実しています。
また、平成子供塾という料理や農作業の体験や、市内の色々な場所に出かけ、自然や生き物の観察など四季を体で感じることのできるプログラムがあるのです。
子供にとってこういうプログラムは非常に魅力的ですし、自然を感じられる環境が整っているのは大人にとっても嬉しいポイントです。
そして、幼稚園に併設して特別養護老人ホームやケアハウスなどがあり、世代を越えた触れ合いができます。
核家族が進んでいく中、地域の中で子育てができるのは嬉しいですよね!
茨城県のつくば市は、科学の町として知られていますよね。
そんなつくば市では、研究機関や教育機関と協力しながら、つくば科学出前レクチャー事業、つくばちびっこ博士事業、つくば科学フェスティバル事業など化学と触れ合う事業がたくさんあります。
また、インターネットを使い自宅で学習ができるオンラインスタディを導入しており、放課後学習チューター事業や小中一貫教育などほかの地域にはない最先端の教育を受けることができます!
さらに、海外からの留学生や研究員も多いインターナショナルな市でもあるため、子供たちは様々な人たちとの触れ合いや交流ができるでしょう。
子供のうちから色々な人と触れ合うことで、コミュニケーション能力も長けていきそうですよね。
神奈川県厚木市では、第2子以降を養育している人を対象に、委託している業者のカタログの中からおしりふきや紙おむつ、赤ちゃん用のウエットティッシュなどを1年間も支給してくれます。
この制度には月額で4500円以内という制限がありますが、毎月のことなので、お子さんがいる家庭にとって大きな手助けとなります。
神奈川県では子育てパスポートという子育て支援サービスがあり、サポーター店舗で割引してもらえるなど嬉しい制度もあります。
千葉県の松戸市は、共働き子育てしやすいランキングで1位を受賞したことがある注目の街です。
松戸市は都心で働きながら子育てをする共働きの家族が多く、都心への交通のアクセスが良いのが魅力です。
また、市民のニーズに対応し、保育の受け皿の拡大を推進しています。2017年には、2年連続で待機児童ゼロを達成しています。
また、松戸市では0歳から3歳の子供に向けて無料開放されているおやこDE広場という親子の遊び場や子育て支援センターに、子育てコーディネーターが常駐しています。
おやこDE広場では子供と遊ぶだけでなく、ほかの保護者と触れ合いながら「子供の発達に関する疑問はどこに相談すればいいのか」「幼稚園や保育園の入園に関することはどこに相談すればよいか」などの不安やお悩みを、気軽にコーディネータに相談することができます。
東京都あきる野市は、東京都とは思えないほどの自然を多く残し、便利さも兼ね備えた子育て世代に人気の街です。駅から各所へのバスの発着も多く、遠出するのにもすぐ近くに圏央道が走っているので便利です。
また、待機児童数が東京都の中では少ないことも大きな魅力です。
あきる野市は町内会やまちづくり、PTA活動など地域の活動に参加する人が多く、地域みんなで子育てをする空気が出来上がっているのです。
こういう街なら、はじめての子育てでも安心して暮らせそうですよね。
さらに、義務教育期間中にある児童の医療費の助成があり、育児の援助を受けたい人や援助をしたい人をうまくマッチングするファミリーサポートセンター制度もあります。
そのため、夫婦2人で子育てをする核家族には嬉しい自治体と言えますね!
いかがでしたか?
子育てがしやすい街を知ることはできましたか?
ご紹介したように全国には子育てがしやすい街がたくさんあります。
子育てには様々なお悩みや心配事がつきものですよね。
誰にも相談できずに一人で抱え込まず、市や町に相談することで、サポートしてくれる場合もあります!ご紹介したような街は、たくさんのサポートや制度があるので、子育て世代には魅力的ですよね。
街によって環境や制度、サポートなどが大きく異なるので、引っ越す際は自分に合った街を選ぶと良いでしょう。
ぜひ、子育ての参考にしてくださいね!