豊かな自然や夏の涼しさを求めて、北海道や東北に移住する方も少なくありません。
北海道や東北は、北国ならではの魅力やメリットがたくさんあります。
そこで今回は、北海道や東北に移住するメリットや注意点などを詳しくご紹介します。
北海道や東北への移住を考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
それでは早速、北海道や東北などの北国に移住するメリットについて詳しくご紹介します。
北国ならではの特別なメリットに注目してくださいね。
北海道は日本でも広大な面積を持つ地域なので、その分家賃が安いのが特徴です。
東京やほかの都市に比べて家賃が安いというだけではなく、本州の田舎町と比べても安いのが魅力です。
この家賃の安さは、北海道に移住する大きなメリットといえます。
北海道や東北は、生活環境が良いのが魅力です。
特に夏は湿度が低いので過ごしやすく、夜になると気温が下がるので熱帯夜で眠れなくなる心配がありません。
夏を涼しく過ごしたいという方は、北海道や東北への移住がおすすめですよ。
北海道や東北などの北国は冬が寒いイメージがあると思いますが、実はそうではありません。
特に北海道は室内温度の高さが日本一なのです。
地下鉄内や商業施設内、タクシーの中など、温かい気温が保たれているので冬でも暖かく過ごせるでしょう。
北海道や東北の北国はなんといっても食べ物の美味しさが魅力です。
青森県はマグロやイカ、リンゴなどが別格の美味しさです。
また、農業や漁業が盛んな北海道は質の良い食べ物が安価で手に入ります。
北海道の広い大地で生み出される新鮮な食べ物は、ほかの地域とは違った魅力を持っているでしょう。
北海道や東北に移住するには、注意点やデメリットもしっかり確認しておく必要があります。
ここからは、北海道や東北に移住する際のデメリットと注意点をご紹介します。
北海道や東北の雪は、はじめはきれいだと思っていても、住み始めて時間が経つとかなり厄介な存在になるでしょう。
特に、仕事が忙しいときや急いでいるときなどに雪かきをするのは、かなり面倒に感じるでしょう。
場合によっては自分の家だけではなく、職場の雪かきが必要なこともあります。
また、路面や水道が寒さで凍結すると、業者に電話するなど対応し、滑って転ばないように注意して移動しなくてはなりません。
雪の対処を考えなくてはならないのが北国での注意点です。
北海道は社会保険料が全国で一位となっています。
住民税や国民保険料が高いので、知らずに移住するとその値段の高さに驚かされてしまうでしょう。
北海道に移住を考えている方は、移住する地域の社会保険料がどのくらいなのか、きちんとチェックする必要があるのです。
東北への移住を考えている方へ、東北各県の概要をご紹介していきます。
ぜひ、移住の参考にしてくださいね。
青森県は南部に行けば行くほど寒さが厳しく、雪の量が増えます。
北部に来ると海洋性気候のため寒さはそれほど厳しくないでしょう。
しかし、雪はよく降るので注意が必要です。
青森県は漁業や水産業が盛んで、大間でとれる本マグロは高級食材として知られています。
秋田県は日本海に面していて、日本海側気候に分類される地域です。
一部地域を除けば特別豪雪地域に指定されていて、冬季の日照時間は全国て一番少ない地域でもあります。
秋田県の漁業はハタハタ業が有名です。
また、農業は米のあきたこまちや、サクランボやすいか、ぶどうなどが知られています。
稲庭うどんは日本三大うどんのひとつです。
岩手県は県内全域が豪雪地帯に分類されています。
岩手県は食料自給率が高く、自給率は100%を越えています。
それだけ、海山の特産物に恵まれているのが特徴です。
岩手県の漁業では、三陸海岸周辺が豊かで、あわびや海藻類の養殖が盛んです。
山形県は日本海気候に属していて、県内の90%が特別豪雪地帯に指定されています。
しかし、山形県の地域によっては年間平均気温が北関東と変わらない地域もあります。
山形県の特産物はサクランボが有名です。
ほかにも、せいようなしやぶどうなども有名です。
宮城県は西部が日本海側気候に属するので豪雪地帯になりますが、ほかは東北の中では降雪量が少なく比較的過ごしやすいでしょう。
農業は稲作が盛んですが、宮城県は世界三大魚場である三陸沖が近いので漁業も盛んなのです。
特に、牡蠣やふかひれ、サンマ、ほや、かつおなどが特産です。
福島県の豪雪地帯に指定されているのは福島市の一部と会津地方で、ほかの地域は東北の中では温暖な地域が多いです。
福島県は米や桃、さくらんぼ、りんごなどが特産となっています。
北海道や東北には、移住することを考えている方向けの支援がたくさんあります。
これは、条件をクリアしていれば誰でも受けることが出来るので、気になる方は調べておくことがおすすめです。
その支援の内容は、以下のようなものがあります。
これらの支援制度は、市区町村によって具体的な内容や条件が異なるので注意しましょう。
詳しく知りたい方は、移住先の市区町村のサイトなどをあらかじめチェックしておきましょう。
せっかく支援制度があるのに、「知らなかった…」ではもったいないですよ。
自分にとってどんな支援が必要なのかを考え、これと思う支援制度があれば積極的に活用することがおすすめです!
いかがでしたか?
寒い地域である北海道や東北ならではのメリットとデメリット、注意点はしっかり理解できましたか?
どの地域にも良い点と悪い点がありますが、自分には合っているのかをしっかり確認しておくことが大切です。
移住したい地域をきちんと調べて、準備することが移住を成功させるポイントです。