引っ越しをする時は書類変更や引っ越し業者とのやり取りなどやることがたくさんあります。
そんな忙しい中での荷造りはなかなかやる気がでないという方も多いかと思います。
しかし、荷造りがスムーズに終わらないとトラブルが起きてしまう場合や追加料金がかかってしまう場合があるのです。
そんな重要な荷造りですが、どうすれば効率よく進めることができるのでしょうか?
引っ越しをする時に必ず役に立つ荷造りの手順を紹介したいと思います。
引っ越しの経験がないと荷造りを始めるタイミングがわからないという方もいるのではないでしょうか。
引っ越し業者によって梱包に必要な段ボールやガムテープなどを無料でサービスしてくれるところがありますので、荷造りを始めるのは引っ越し業者と契約をした後からになります。
最短でも2週間前から、余裕を持ちたい方は3週間前から準備を始めるといいでしょう。
2週間前から荷造りを始めれば燃えるゴミと燃えないゴミを出す機会がそれぞれ二回ほどあります。
ただ、あまり早く荷造りをしてしまうと後から予想外に必要な時が出てきた時に折角閉まった荷物をまた開けなければいけない…という場合もあるので注意しましょう。
荷造りを始める時はまず普段使わないものから片付けていきましょう。
たとえばシーズンオフの洋服や、生活に関わりのない物などを先に梱包してしまっても困ることはあまりありません。
なくても生活に困らない物、生活に必要な物を最初に分けて考えるといざ荷造りを始める際に多少楽になると思います。
荷物は段ボールに入れて運びます。
上記でお伝えしたように業者の方が無料でサービスしてくれる場合があります。
それ以外ではホームセンターや通販で新しい段ボールを買うことができますが、引っ越しが終わったら捨ててしまう物なのでスーパーなどの店舗で無料でもらうことをおすすめします。
中身が出ないように段ボールを閉じるのに必要です。
頑丈なテープでしっかりと固定しましょう。
食器やガラス製の置物など、割れやすいものを刺激から守るために新聞紙で包みます。
新聞紙やエアパッキンで包んだ後にセロハンテープで固定したり、液体の入った容器の口を固定したりするのに役立ちます。
傘などの段ボールに入らない長物を固定します。
段ボールの中になにが入っているのか書きます。
段ボールに分かりやすく書くと引っ越しが終わった後にスムーズに探し物を見つけることができます。
どの段ボールをどこの部屋に置くか書いた紙を目立つところに貼っておくと引っ越し業者の方が分かりやすいです。
長物をまとめる紐を切る際や、閉じた段ボールをもう1度開く際に必要です。
尖ったものや重たい荷物を運ぶ時に必要になります。
怪我をしないように必ず用意しましょう。
荷物が無くなった場所の床や棚の中を綺麗に拭くために必要です。
荷物の種類別ではなく、部屋ごとにブロックを分けて段ボールに詰めていきます。
その方が荷物を開けた時に効率よく片づけることができ、どの段ボールにしまうか悩むことも減るからです。
ブロックで分けた荷物を更に細かくスペースごとに分けるとどこから手をつけるべきなのかはっきりします。
段ボールは小さいサイズから大きいサイズまで揃えておきましょう。
例えば中途半端に空間が空いてしまった状態だと段ボールの中で物が転がって破損の原因になるだけでなく、新聞紙を詰めて空間を埋めても結果荷物を増やしゴミも多く出てしまいます。
大に全て詰め込むよりも、そのスペースの大きさに合わせた段ボールを用意してください。
詰める順番は上記でも書いた使う予定のないものからにしましょう。
どうしても使う必要のあるものは前日の夜か当日引っ越し業者が来る前にスムーズに片づけられる量に抑えてください。
段ボールに詰めて蓋を閉めずにいつでも中身を取り出せるようにしておくのもおすすめです。
冷蔵庫の中身は前日の夜には全て空にしてコンセントを抜いておきます。
もし食材が余ってしまったらクーラーボックスに入れて保管しておきましょう。
洗濯機も水抜きしておくことが大切です。
階段や扉の幅はあらかじめ確認しておきましょう。
冷蔵庫やベッドなどが階段や玄関の幅よりも広く運べないとクレーン車を手配したりしなければいけないので別途料金がかかり、予定も遅れてしまいます。
また、こちらの荷造りが終わっていないとそれもまた別途料金がかかってしまうので、当日までに終わらせられる予定を立てましょう。
通帳は自分で管理することをおすすめします。
万が一紛失してしまった場合、本来なら引っ越しが終わり一段落つける時に余計な手続きが増えてしまいます。
段ボールの中に詰めたはずの荷物が無くなってしまった時、実際には補償されないケースも多々あります。
高価なものを段ボールに詰める時は、段ボールに詰めたところを写真に撮っておくといいでしょう。
たとえば宝石だった場合、その宝石がこの段ボールの中に入っていたという証明になりやすいからです。
そして、紛失だけではなく破損があった時も運ぶ前の状態をしっかりと記録に残しておくと補償が付きやすいです。
引っ越しは雨の中でも当然行われるため、天気の悪い日はスリッパや足拭きなども用意しておいた方が良いです。
段ボールを通販で頼んだら引っ越し前日に届いた、という例も聞いたことがあるので、なるべく信用できる会社に頼みましょう。
引っ越し業者によっては荷造りをおまかせできるところもあります。
当日や指定した日時に全て段ボールに詰めてくれるものや、引っ越しが終わった後荷物を開けて片付けてくれるサービスがあります。
もし片付けまでやってもらう時は、荷物がどこにしまわれているのかわからなくなることを防ぐために的確な指示を出すことが大事です。
荷造りは引っ越しをする時に必ずしなければいけないものです。
新居初日を良い気持ちで過ごせるようにきちんと計画した通りに進められるよう心掛けてください。